チャリティ・トラベル(CT)は、エキサイティングな旅行と小規模のチャリティ・プロジェクトのサポートを掛け合わせ、世界中を旅する一大冒険プロジェクトです。私たちはより多くの(若い)旅人たちに、このプロジェクトに参加してほしいと考えています。いまや政府や国際機関を通じなくても、本当に助けを必要としている小さなチャリティ活動に参加することができる時代。チャリティ・トラベルの目的は、まさにそれを証明することです。チャリティは人の役に立てると同時にエキサイティングでクールなものなのだと、一人でも多くの旅行者たちに向かって声を大にして言いたいと思います。
この旅行プロジェクトは2009年10月から2010年10月に行われます。中央アジアから始まり、トルコからエジプト、11月の末にはアフリカに到達します。3カ月間アフリカのナイロビやマプトの近くで過ごします。2月下旬にはインドに飛び、そこで1カ月暮らします。そこから旅は東南アジアやオセアニアへと続き、夏の初めにはオーストラリアに到着する予定です。ニュージーランドでの小休止の後、ボリビア、ハイチで再びボランティア活動を行い、クリスマス頃に旅を終えます。
私はインターネットを駆使して、世界中で活動するチャリティ団体の中でも信頼のおける団体とコネクションを得ました。とりわけ役立ったのがこちらのサイトです。
10年前には考えられないようなスピードで、私たちの活動にふさわしい信頼のおけるチャリティ団体と直にコンタクトをとれるようになりました。本当に助けを必要としている貧しい人々に手を差し伸べたいのに寄付金は先進国にばかり入っていくという状況を歯がゆく感じていた私にとって、インターネットによってチャリティの可能性が一気に広がったことは大きな推進力となりました。
チャリティ・トラベルは世界中の約20の小規模なチャリティ活動に参加し、100~1000ドル相当の寄付を行います。私たちはそのお金をどのように使うかを共に考えます。私はそれぞれのチャリティについて研究し、記録します。もちろん、滞在中は可能な限り建築作業、料理、農業、教育などもお手伝いします。
このような方法で、私は若い旅行者たちから、チャリティへの興味を引き出したいと考えています。チャリティ・トラベルは、貧しい人々のお手伝いをしながら旅行することがどんなに刺激的な冒険旅行になるかを教えてくれます。いつか、他の旅行者たちが私よりもさらに長い旅に出かけ、行く先々で今本当に必要な人道支援・環境プロジェクトに参加して、よりエキサイティングな冒険をしてくれることを心から願っています。
このプロジェクトに欠かせないのが、メディアの関心を集めることです。なぜならチャリティ・トラベルの成功は結局はその知名度にかかっているからです。より多くの新聞や雑誌がこのプロジェクトのことを取り上げれば、それだけ多くの旅行者の目に触れ、問題意識を持ってもらえる機会が増えるのです。そうすればチャリティ・トラベルは本当に世界を変える力になると信じています。
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